こんにちは波田須です。高山線､北陸線の沿線で歩く旅を楽しみました。
  一読いただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2011.6.15
                 「平泉寺白山神社」ハイキング  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー Hadasu

           日時：2011年 6月 6日(月)   晴 
 
  6/4  旅ノート｢宇津江48滝」に掲載
   /5  旅ノート｢万葉線沿線」に掲載

   /6  福井駅前の宿にリュックを預けて軽装で散策にでる。今日の目玉は
     平泉寺白山神社と福井城址。

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       えちぜん鉄道の福井駅で電車を待つ。ホームのベンチでつろぐ紳士は
     勝山の恐竜博物館から脱走してきた？

       電車は郊外に出ると緑豊かな九頭竜川沿いを走る。車窓に雪山がチラ
     リ、あれはたぶん白山。終点・勝山まで所要60分。

       駅前からバスに乗り、勝山城前で下車。最寄りの平泉寺白山神社の参
     道入口に｢白山国立公園｣の碑が立つ。

       この神社は白山の開祖・泰澄大師が創建。 白山信仰の中心地となり
     最盛期は四十八社､三十六堂､六千坊と栄えた。

       天正２年(1574)一向一揆の兵火で全山焼失。その後再興されたが明治
     の神仏分離令で神仏習合を改め、平泉寺白山神社となった。

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       700m続く石畳の旧参道は｢日本の道百選｣のひとつで、石は僧兵が九頭
     竜川の川原から運んだと伝えられる。

       資料館(建設中)、茶店を過ぎて精進坂を上り一の鳥居をくぐる。

       うっそうとした杉並木を見上げ、苔むす参道を行く。

       二の鳥居を過ぎた所に分かれ道。左は拝殿、右は三之宮。

       礎石が残る大拝殿(間口80m)の跡には苔がびっしり。緑の絨毯に見と
     れて参拝。

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       奥の三之宮まで足を伸ばすと報恩寺登山口の標識が立つ。かつてここ
     から越前禅定道と呼ばれた登拝道が白山へ通じていた。

       参道を下って茶店で草餅休憩。店のおばさんに
     「名前が寺か神社かまぎらわしいですね」と言えば
     「平泉寺町の白山神社です」

      ｢すばらしい参道ですね｣と感想を言えば
      ｢地区総出で掃除します。距離が長く大変です｣

       バス停にもどるがしばらく便がない。勝山駅まで歩いて神社参拝ウォ
     ークの距離は９km(参道往復で４km ＋ ５km)となる。

       福井駅にもどり駅近辺の史跡を訪ねる。福井城は徳川家康の次男で
     福井藩の初代藩主・結城秀康の築城。

       天守跡から堀を眺める。復元された屋根付き橋(御廊下橋)は藩主が
     本丸と西三の丸の間を行き来するためのもの。

       養浩館庭園(名勝)は藩主の別邸跡。書院(復元)にあがって庭を観賞。

       柴田勝家ゆかりの北の庄城址には柴田神社が建ち、勝家夫妻とあの三
     姫の像がある。
     
       福井駅にもどり２泊３日の旅を終える。ローカル線にゆられて名所旧
     跡を訪ねた。白山神社参道､宇津江48滝､海王丸は忘れ難い。    完