こんにちは波田須です。高山線､北陸線の沿線で歩く旅を楽しみました。
  一読いただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2011.6.11
                   「万葉線沿線」散策  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー Hadasu

           日時：2011年 6月 5日(日)   曇のち雨 
 
  6/4  旅ノート｢宇津江48滝」に掲載

   /5  富山駅前の宿を発ち、北陸線で高岡駅へ。駅前にはこの地に赴任して
     多くの歌を詠んだ大伴家持の像が立ち、万葉線の電停がある。

万葉線電車 

       万葉線は高岡駅と射水市の富山新港(新湊)を結ぶ路面電車で走行距離
     は約13km。車内で１日フリー切符と沿線マップを調達。

       新湊出身の落語家・立川志の輔の軽妙な車内放送に耳を傾け、電車に
     ゆられて40分、終点(越ノ湯)手前の海王丸駅で下車。

遊覧船と海王丸 

       港に出て海の貴婦人・海王丸をながめ、橋めぐりの遊覧船に乗る。

東橋 ....神楽橋 

       内川に架かる11の橋を見物。屋根付きの東橋、欄干の装飾がきれいな
     神楽橋など。船は富山湾にも出るがこの天気では立山連峰は見えず。

海王丸-1 ....海王丸-2 

       港にもどるとボランティアによる総帆展帆(そうはんてんぱん)が進ん
     でいる。引退した船だが、帆で着飾って貴婦人はよみがえる。

吉久町並み ....万葉線電車 

       吉久駅で降りて米商人で栄えた千本格子の町並みを通り抜ける。

水濠 

       本丸会館前駅からは高岡古城公園を訪ねる。二代加賀藩主・前田利長
     の築城で、遊覧船が水濠(堀)を巡る。最寄りの高岡大仏に参拝して高岡
     駅に戻る。

土蔵造りの町並み 

       駅で昼食、一服して電車で片原町駅へ。かつての北陸道・山町筋には
     重要伝統的建造物群に選定された土蔵造りの町並み(40棟)が残る。

菅野家 

       これらは明治33年の大火後、明治から昭和初期にかけ建てられた防火
     建築で、菅野家は重要文化財。

金屋の町並み 

       金屋町は高岡鋳物発祥の地で、石畳の道に千本格子の家が並ぶ。釜師
     の看板を出している家もある。

       瑞龍寺(国宝)と前田利長の墓所をつなぐ八丁道も歩きたかったが雨が
     降り出し散策を切り上げる。

       帆を張った貴婦人と重厚な土蔵造りの商家が印象的。高岡駅から北陸
     線で福井駅へ。駅前の東横インに泊。
                                      旅ノート「平泉寺」へつづく
[Top Page]